日本人は、昔から自分の国が安全な国であるという意識を持っています。
そのせいか、電車の中で高級な装飾品を身に付けながら平気で居眠りをしたり、都市部ではあまり見られませんが地方都市では未だに夜眠るときも玄関の鍵を掛けない家が少なくありません。
こういった光景は外国人から見ると異質な光景で、安全神話に酔っていると思わることもあるようです。
日本の防犯に対する意識の低さは、性善説に由来している可能性があります。元来、日本では「お天道様が見ている」という表現で悪いことをする人には天罰が下るとされてきました。その名残で、現在も安全が何もしなくても手に入ると勘違いしているのです。
海外旅行に行く際、飛行機を利用することが一般的ですが、アメリカへ向かう飛行機では、スーツケースに鍵を掛けることが出来ません。 これはテロ対策の一環で、不審な荷物があれば空港職員がスーツケースを開けて中身をチェックするためです。以前はTSAロックと呼ばれる特定の職員だけが開けられる錠前式の鍵を掛けることが出来ましたが、現在ではそのTSAロックも使用不可になっています。 仮に鍵を掛けて荷物を預けると、検査対象になったときに鍵を壊してスーツケースを開けられることになります。 アメリカでは、こういった対策が行われるほど防犯性に気を配っており、日本が見習うポイントでもあります。
アメリカの住宅は2重ドアになっていることがよくあります。2重ドアというと防犯性を高めるために設置されていると考えられがちですが、実は防犯性とは関係がないのです。 2重ドアは、ドアを複数設置することで機密性を高め、室内の温度を下げないという防寒が目的なのです。そのため、それぞれのドアに堅牢な錠前が取り付けられているといったことはありません。 一方、防犯性を高めるために2重ドアにしていることもあります。しかし。この場合は2重ドアだけでなくワンドアツーロックと呼ばれる一つのドアに二つの鍵をつける種類もあります。ドアノブ付近に錠前があり、さらにドアの上部もしくは下部にもう一つの錠前があるという作りです。
近年では、スマートキーと呼ばれる鍵のタイプも多く見られるようになりました。 これは、新たな鍵の種類で物理的に施錠や解錠をするのではなく、自動車のロックシステムのようにリモコンなどを利用して施錠と解錠を行うシステムです。自動車や主流となっている種類ですが、住宅でもスマートキーが導入されているのです。 シリンダーがないため劣化することがなく、自由に暗証番号を設定することも可能です。様々な形状があり、カード式やタッチ式といった種類のほか、スマートフォンで遠隔操作することが出来るものも増えています。シリンダー式の鍵と違い、ピッキング等の空き巣被害に遭う確率も低い防犯性の高い鍵です。
世界の鍵事情と日本の状況を見比べると、日本はまだまだ防犯に対する意識が薄いと実感させられます。 外出時だけでなく、自宅の防犯について真剣に考えている人が少ないのが現状です。鍵には多くの種類があるにも関わらず元々ドアに付いていたものを使い続けていたり、ゴミ出しなどで少しの間だけ外に出るときは玄関のドアを施錠しないことも珍しくないのです。 こういった意識の低さは、外国人からすると泥棒天国のようなものなのです。 自分の安全は自分で守らなければならないという考え方を身に付け、最新式のスマートキーなど数多くあるロックシステムの種類を知り、不安があれば交換するなど防犯の意識を高く持つことが重要なのです。
2020年のオリンピック効果で、だんだんと日本に旅行してくる外国人が増えてきています。さらに、Airbnbなどで一般家庭の部屋も借りられるようになり、訪日する外国人にとってはとても快適に過ごせるように改善されてきています。ですが、近所に住んでいる方や同じマンションに住んでいて治安が悪くなるのが怖いというのも現実的な問題としていくつか上げられています。
今後のために今のうちに防犯設備をしっかりした状態であれば今後外国人が増えても問題ありません。
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